闘病経験者である甲府出身の作家2人が手がける絵本のご紹介!
こんにちは!!
台風が通り過ぎ、なんだか一気に秋の風になったような気がしますね〜。
まだ暑い日は続きますが、少しずつ秋が近づいているなぁと感じる今日この頃です(´∨`)
さて、今日は心あたたまる絵本のご紹介です♪
「ふたごの鳥 〜シロロとキロロの物語〜」
文・こばやし あきひろ
絵・ふじまき ひろき
6月20日にサンマーク出版から発売されたこの絵本は、
これから始まる子供たちの人生、どんな時も負けない「心の種」を育てたいという気持ちで、
甲府市出身のお2人が、約3年の月日を費やして完成した作品です。
文を担当した作家小林昭洋さんは、神経系の病気を患い、
生きる道を必死に探し脳死肝移植をオーストラリアで受けたそうです。
「自分の経験を、これから人生を送るこどもたちに伝えたい」と、
多くの仲間の優しさに救われた体験から生まれた思いが文章には込められています。
絵を担当したイラストレーターの藤巻裕紀さんは、生まれつき気管支に病気があり、
県内の親元を離れ、長期の入退院を繰り返していた記憶があるそうです。
「赤やオレンジ、緑など明るい色を多く使った。絵を見たこどもたちに元気になってもらいたい」と、
鮮やかな色彩でイラストが描かれています。
ふたごの鳥シロロとキロロにはそれぞれに良いところがあり、
小さい頃から努力家の白い鳥「シロロ」
観察力があり、先を読む力のある「キロロ」
2人や仲間の愛や諦めないことの大切さなどを感じられる絵本でした。
いつの時代でも、こどもたちに「強く」「優しく」生きてほしいという
想いの詰まった絵本、
ぜひ皆さんもご覧くださいね(^_^)